pixiv事務局です。
現在ドイツ・ベルリンにて日本現代アートを代表する村上隆氏が代表を務めるKaikai Kikiと共同で、「お絵描き娘」をテーマとした展覧会「pixiv girls collection 2012 EXHIBITION」を開催中です。
初日となる10月27日(土)には開催を記念してレセプションパーティを行いました。
イベントの様子を少しですが、ご紹介いたします。
ベルリンは昔の建物を再利用したアートスペースが多く、美術教育も盛んということもあり沢山のアーティストが住んでいます。そんなアートな町ベルリンに、今年の6月12日Hidari Zingaro Berlinがオープンしました。Hidari Zingaro Berlinはベルリン・テーゲル国際空港から車で約30分、大学や小学校など教育施設の多いディーフェンバッハ通りにあります。
本展では書籍「pixiv girls collection 2009」-「pixiv girls collection 2011」に掲載された約600作品の中から選ばれた30点の「お絵描き娘」を展示しています。
今回、作品の展示を行うだけではなく、pixiv主催の展示イベント「pixivフェスタ」のような展示方法を行いました。気に入った作品のパネルに星型のシールやキーワードを記入したタグ型のシールを貼ったり、pixivを再現したアイテムを使って会場でリアルなpixivを体験することができます。
ギャラリー中央には、その場で自由に絵を描き展示できる「drawrコーナー」用の画材やペンを設置しました。
オープンと同時にギャラリーに飛び込んできたのは、近くで誕生日会を行っていたという子供とお母さんのグループ。
シールの使い方や「drawrコーナー」の遊び方を説明すると、みなさん積極的に展示に参加をしてくださいました。
その後も続々とお客さんが集まります。
みなさん、真剣な眼差しで作品をご覧になられています。
中には気に入った作家さんのpixiv IDをメモしているお客さんもいらっしゃいました。
こちらの作品には「nekomimi」「spats」「windows Xp」などユニークなタグが集まりました。
人気の「drawrコーナー」。
こちらの女性は30分以上時間をかけて、丁寧に女の子を描かれておりました。(うまい!)
書籍「pixiv girls collection」の見本の展示を行ったところ、人気で順番待ちをされている方もいらっしゃいました。
レセプション終盤になると日本で開催したpixivフェスタと同様、参加者のみなさんは自分や友達にシールを貼って遊びはじめました。
とても楽しそうです。
「drawrコーナー」にはオープン初日から60枚以上の作品が展示されました。
子供から大人まで多くの方がご参加いただいたレセプションパーティは、
終了時刻の22:00までお客様が途切れることなく大盛況のうちに終了いたしました。
pixiv初のヨーロッパでの展覧会ということで、
今回のイベントを通して一人でも多くの方が、pixivを知るきっかけとなってくれたら嬉しいです。
今後もpixivは「絵を描くこと(創作活動)が楽しい」という気持ちを、
世界中の人に伝えていけるようなイベントを積極的に開催していきます。
「pixiv girls collection 2012 EXHIBITION」は11月24日(土)まで開催中です。
ヨーロッパのみなさま、ぜひこの機会にリアルなpixivを体験してみませんか。
みなさまのご来廊をお待ちしております。
■参加作家さま一覧
24/46/Aoin/ARMCHO/COGA/JaneMere/Ma70/Mars/Nardack/paca/sayori/utu/yumi/
アカバネ/イナ/いもまん/三分はじめ/バーニア600/はりかも/ヨシノリョウ/
ロボ介/花凛/黒兎/貞松龍壱/晴十ナツメグ/筑紫郁香/速水螺旋人/藤ちょこ/宗像久嗣
■開催概要
展覧会名:「pixiv girls collection 2012 EXHIBITION」
日程:2012年10月27日 – 11月24日 12:00 – 19:00
※日曜・月曜定休日
会場:Hidari Zingaro Berlin (http://jp.hidarizingaroberlin.de/)
Dieffenbachstrase 15, 10967 Berlin, Germany
入場料:無料
運営・協力:Kaikai Kiki